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アーカイブ:  2012年8月の記事

タイトル:  11年前に設計監理をしたお宅に行ってきました

11年前に設計監理をしたお宅に、相談と点検という事で呼ばれて、お伺いしてきました。傷んでいる部分の点検では、木製のベランダの足元と梁の一部が、腐朽していました。敷地にいっぱいなので大きく屋根を掛けることができておらず、雨の当たりやすい部分はやはり腐朽が進んでしました。木と木が接している部分で、隙間なくぴったりとくっつけてある部分は、水がまわっても乾きにくいので、そういった部分が、腐朽しています。外部に使う木部はかなり気を付けないといけません。
次に外壁のクラック。これは目地がとってある部分にだけヒビが集まっており、想定通りにおさまっていました。
床下も確認しましたが、特に変化もなく、シロアリの形跡はありませんでした。
その他、夏の暑さの相談ですが、熱気がたまり、夜になっても抜けていかないのが、どうしたものか?という事ですが、これはなかなかに難しいのです。
まずは熱気を入れない、ことですが、簾や緑のカーテンや雨戸を工夫しながら、防いでおられます。屋根に遮熱塗料を塗るか、太陽光発電を載せて、遮熱と発電の2つをかなえるか。も合わせて検討です。
住まれている家から学ぶことは多いです。
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11年たって、とても落ち着いた室内です
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緑のカーテンにはブドウが生い茂っていました。食べたブドウの種が今では立派なグリーンカーテンです。と
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2012.8.30 003.jpgベランダの梁の腐朽が進み始めています。今後どう対処するか検討中です。
2012.8.30 006.jpg床下も健全です。

タイトル:  仙台から岩手へ被災地を見てきました

仙台から岩手へ被災地を見てきました。TVでは津波の様子を見てきたものの、現地に立つとあまりの広大な被災地の広さに、愕然としました。1年半も経っているので瓦礫が積みあがった山ですら草が生え、わからなくなっているところもあります。神戸の震災と違い、ほんとに何もなくなっているので、復興の困難さを思い知らされます。道のりは長くかかるかもしれませんが、被災した人々の立場に立った復興が進むのを願っています。
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岩手 気仙沼 小泉小学校から 町を見降ろしたところですが、津波の高さは21mにもなったと聞いて、想像がつきませんでした。まるで海の底です。
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陸前高田市の状況はあまりにも広大で、まちが一つ消えた。というすさまじさでした。

タイトル:  建築とまちづくりセミナー 仙台に参加してきました

8/24~26に建築とまちづくりセミナー 仙台に参加しました。
7人全員で参加してきたのですが、みんな震災後東北に訪れたのははじめてでした。

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初日は行政の復興事業担当の方や、地元の設計者のお話を聞きました。震災後直後から現在にいたるまでの取り組みなどをスライドでいろいろ見ることができました。


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2日、3日目は主に仮設住宅や、気仙沼市や陸前高田市などの被災地を視察させていただきました。
仙台の仮設の集会所内で自治会長さんに自治会ができるまでの大変な過程やプレハブの仮設の問題点などを、また仮設住宅のサポートをされている方にお話しを聞きました。
その後仮設住宅を見て、被災地に足を運びました。
メディアの情報から得られるものとは違い、被害の大きさを直に見てただただショックを受けました。どうとらえるのか正直わからない面もありましたが、現地の人のお話を聞くことが何よりも大事なことだと感じました。今後もいろんな形で支援していけたらと思います。


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最後の日は平泉の中尊寺を見学してきました。月見坂の杉の木蔭に京都の暑さとの違いを感じながら、金色堂の美しさを堪能してきました。
事務所に連絡がとりにくい状況になってしまった時がありました。
ご迷惑をおかけしましたが、今週からは通常通りです。よろしくお願いします。

タイトル:  お盆前のひこばえのお食事会

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今日はひこばえのお食事会でした。
暑いと食欲がおちてしまいがちですが、ひこばえのご飯はいつでもおいしいです。

8月13日(月)、14日(火)は事務所をお休みさせていただきます。

タイトル:  家を長持ちさせるには

家を長持ちさせるには。

1番はに対する備えです。

水と言ってもいろいろあって、1つは雨です。雨漏りさせないというのは言うまでもないですが、雨樋が漏れて壁添いに雨が伝って壁から腐るのも多いです。
軒の出が少ないと壁伝いの雨は亀裂から入ります。また雨樋が地面辺りで壊れていたら、基礎廻りの土を流して沈下の原因にもなります。壁が絶えず濡れていると白蟻も入り易くなります。
地上だけで無く、地面の下で雨の排水が壊れていても沈下の原因になります。家の造りとして外の地面より床下の地面の方が低いと、雨水が床下に貯まることもあります。
雨の適切なコントロールはとても大切です。
 
  
次に結露の水です。

アルミサッシなどに結露の水が着くのは、まめに拭き取れば、さほど家を腐らせるような事態にはならないのですが、断熱性能が上がって来た現在の家では、壁の中で結露が起こります。
壁の外壁側と室内側の温度差が高くなり易いからです。壁の中に金属や水道管があると結露しやすくなります。
壁の中の結露は普段見えないので、気をつけることも出来ずに木材腐朽箘が繁殖して傷んで行きます。なので壁の中の結露をいかに少なくするか、結露をしてもいかにその水を排出して乾かすかが大切になります。
なかなか新築の時にしか対処できないことですが、古い家は断熱性能が高くないのであまり結露しません。


次に湿気

これは湿気が直接家を痛める訳ではないですが、白蟻の進行を早めたり、あまり湿気がきついと腐朽箘の繁殖につながったりします。床下の高さをたっぷり取ったり、外の地面より家を高くするなどの工夫が欲しいです。


水のほかには、白蟻対策も大切です。

白蟻は適切な生態系の把握が大切です。多くは地面より上がって来るので、地面から土台までの間を点検できるように造ることが大切です。
1年間でのシロアリの進行は意外に遅いのですが、10年もほっておけばかなり進行します。2・3年のうちに発見して正しい対処をすることが大切です。
意外に細かなところから家が傷んでくるので正しい理解が必要です。

続きはまた・・・
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