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タイトル:  ミセノマ企画第18回 松岡 由紀展

開催日程:2017年3月18日(土)〜23日(木)AM12:00~18:00

かわいい作品が並んでいます。 今日、明日の二日間になってしまいましたが
どうぞ、お気軽にお越し下さい。

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タイトル:  住まい方図鑑 11

ちょっと番外編です。

私の子供の通っている保育園で耐震改修工事をしていまして、使いながらの工事という事もあり、ひと部屋終わらせては荷物を移動させて次の部屋に進む、といった状況で工事が進められていました。仕上工事の終了後からの養生期間もほとんどなく使用するという工程になっていて、科学物質過敏症を発症した保護者の一人から工事後の子どもたちの被爆が心配だ、と相談がありました。
何年か前にシックハウス症候群については、いろいろと勉強していたのですが、ここ何年かはほとんどそういったことを意識することなく設計していたように思います。使用材料はF☆☆☆☆で第3種換気による24時間換気を計画して、それでよしとしていたのです。確かにうちの事務所では、床板は無垢材で接着はせず、ビニールクロスもほとんど使う事はありませんが、それでも時にはそういった材料を使用することもあります。

さて、今回の保育園での対応は、まず緊急懇談会を開き保護者と園長との話し合いの場を作り、シックスクールの基礎知識を共有します。まずはその部屋をなるべく使わないように一週間生活してみるとの事を決めました。そこでその保護者から「シックハウスの防止と対策」という本をお借りして読み、再度勉強し直しました。
そこで解かってきたことは、ホルムアルデヒド等の化学物質の規制により、規制対象でない代替え物質が増えていること。そのことにより規制対象物質の測定で厚生労働省の規制値を下回ったとしても危険性は残る。VOCは空気より重いので下に溜まる。そのことにより背の低い子どもたちにより影響が出易い。気温により揮発量が変わるので冬場の工事は春になってから濃度が高まることがある。などです。

MSDS(製品安全データシート)も使用材料全て取り寄せましたが、MSDSは本来有害性科学物質の移動排出登録制度による書式だそうで、なかなか内容が読み解けません。塗料・接着剤等はMSDSもかなり細かく記載されているのですが、その他の素材はざっくりした内容しか記載されていません。
さて、その対処ですが、まずは材料のMSDSを取り寄せ、読み解いて使用する。下に溜まるVOCを排出するには24時間換気扇を床から30㎝位のところに付けると効果が高い。工事が終わって1~2カ月程あけてから使い始める。季節によりその対処を考える。などです。
今回出来ることは何かというと、MSDSを取り寄せ、今後使う材料はより科学物質の少ないものへの検討。出来る限りの養生期間を取る。の2つです。

VOC測定もしました。実際耐震改修だけの工事なので、施工部分は部屋の中でも部分に過ぎません。クロスも鉄骨造の柱付近だけの貼り替えで、「全部貼り替えないのか ケチ」と思っていたくらいですが、鉄骨補強の露出鉄部に油性塗料を使っています。壁の貼り直しに不燃処理の杉板が使ってあります。どうもこの二つが怪しいです。それでも塗装終了6日後にVOCを6物質測定すると、とりあえず測定値は速報値で基準濃度を下回りました。実際のはっきりした数値は測定から3週間程かかるそうです。それを待っているとそれだけで文科省の指針の養生期間を過ぎてしまいます。

とはいっても使える部屋がどんどん減ったのであれば、園は生活に困ってしまいます。さて、どう進めるかは難しいところです。
そういったことを事前に防ぐために、私たち設計側としては何ができるのでしょうか。
まぁ、先にも書きましたが、使う材料のMSDSを取り寄せ、しっかり吟味する。養生期間を十分に取った工程を組む。の二本ですかね。後の話は建て主の協力も必要ですが・・・

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タイトル:  NEW!! 千両ヶ辻 桃の節句の彩り 2017年3月3日~5日

今日から開催してます.

平日ですが、天気も良く皆さん来られています。


お時間あれば是非是非お越し下さい。


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