ホーム > もえぎ設計 日常ブログ >  > "住まい方図鑑 13"

タイトル:  住まい方図鑑 13

IMG_0521.JPGのサムネイル画像 昨年はよく薪ストーブの着火の時に失敗をして、部屋中煙だらけという始末で寒い思いをしたものですが、今年はいまだ失敗する事もなく、快適にストーブ生活を堪能しております。というのはどうも換気扇との関係だったようで、これに気付くのに3年かかってしまったのもどうかと思うのですが、ストーブ屋さんに煙突掃除に来て頂いた時に根掘り葉掘り聞いたことで、やっと解かったことです。
ストーブを点ける時は台所の換気扇をつけながらではダメだという事です。炎が立ち煙突に向かって上昇気流が起こるまでは台所換気扇に気流が引っ張られて、煙突から空気が逆流してしまうという事です。

 さて、うちの家には換気扇というものは台所のプロペラファンだけです。24時間換気なるものは付けていません。浴室にもトイレにも換気扇は付いていません。それでもシックハウス症候群を発症した友人がウチの家に遊びに来ても、なんら気になることはないようです。
次に給気される口はというと、台所の換気扇の対面に150φの給気口がひとつ。食品納戸はほぼ外部とするために壁に給気口がひとつと、床がすのこ張りという事で床下が素通しで見えています。また浴室の窓が使っていないときは開いています。それとストーブの煙突とストーブ後ろの75φの給気口。これだけの開口が、うちの家では常に開いています。ストーブを点けていない時に台所換気扇を回すと台所の給気口からと、浴室からと、食品納戸からと、ストーブから風が来ます。
食品納戸は床から空気を吸い込んで壁の穴から出ていく想定で穴が開けてあります。
ストーブはFF式がごとく吸気と排気がセットの仕組みです。
台所も換気扇の対面の給気口からのショートサーキットで、全て閉じた仕組みのつもりでした。

 でも、それぞれは、排気に比べて給気が少ないので、いろんな開口から空気を吸い込んでくるようです。
食品納戸のドアの隙間から空気が入ってくるのは想定外なのでドアの気密性をたかめるとしましょう。
浴室から入ってくる。浴室の入り口折戸はガラリが切ってあって閉じてしまいたいですが、どうすれば
よいでしょうか。普通は浴室換気扇が回っているとそのガラリから洗面所の換気へつながるのでしょうが、うちの場合は浴室だけを換気したいので、洗面所とは切り離されていてかまわないのですが、空気的につながっています。
この二つをなんとか閉じてみましょうか。空気の流れは変わるのでしょうか。
と、考えていくうちにまだ気密の悪い場所がありました。玄関ドアとその横のガラスルーバー窓があります。玄関のスペースは風除室として間仕切り建具がありますが、古建具の引き戸なので、これまたたいした気密はありません。

 それともう一つ。小屋裏収納のための天井開口部は構造用合板が根太の上に乗せてあるだけなので、これまたたいした気密はありません。小屋裏収納はいわゆる屋根裏の外気の入るスペースとの仕切りはないので、単に外です。
換気扇を点けると、換気扇にひっぱられて。ストーブを点けるとストーブに引っ張られるので、計画換気といいますが、そうそう思い通りに空気の流れを作るのは難しいような気がします。が、こうして分析してみると、どこの気密が必要なのかは、分かってくるような気がします。

思わぬところから風が吹くのでは背中が寒いです。