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タイトル:  京杉の家・完成見学会 4月1日

日  2018年4月1日

時  AM10:00~PM3:00

所  左京区下鴨北園町87番地9

齊藤邸申請図.jpg 


 敷地は間口約5m奥行き24m、いわゆる「うなぎの寝床」に建つ家です。
築80年ほどの家が老朽化し建て替えることになりましたが、長年大切に住み続けられてきたご夫妻にとっては愛着のある住まいです。そこで、従前と同じような位置に建て、前庭と奥庭、植木や板塀も可能な範囲で残しました。一階は建具を開くと一室になり、室内から両方向の庭が見え、見慣れた植木も楽しめます。一階の床は無垢のくるみ材を古色で仕上げ、壁は随所を土で仕上げるなど、新築なのですが以前と同じような雰囲気が残るようデザインしました。
 二階の床板は木材の煙で乾燥する「燻煙乾燥」という技術を使ってつくった厚さ40mmの杉板を使いました。この厚板が構造上も大切な役割を果たしています。
 「歴史的な町家」の持つ良さを引き継ぎながら、高い耐震性など必要な性能を併せ持った「新しい町家」を是非ご覧ください。

oyato_1.JPG *イメージ写真

タイトル:  テレビドラマ「隣の家族は青く見える」

 1月18日、何気なくテレビ欄を見ると、「コーポラティブハウスが舞台の・・・」というあら筋が目に入り、慌ててテレビをつけました。一体どんな風にコーポラティブハウスが描かれているのか興味津々です。舞台になる建物は、共用玄関につながる中庭を介して4戸の住宅が戸建てのように向き合って配置されています。ドラマはいきなり入居後から始まり、コーポを手がける業者が分譲する自由設計の家を、大枚はたいて購入した、という設定になっています。どうやら住人たちは、建設組合を作ったり、作る過程で一緒に話し合ったりはしていない様子。知らない家族との距離感が近過ぎて、ぎくしゃくした関係からスタートします。

 4つの家族はそれぞれに、いろんな今日的事情を抱えています。そちらがドラマの主軸のようですが、共用空間としての中庭で焼肉パーティのイベントを試みたりもします。見る人は、なんだこの集合住宅は?と感じ、無理無理、と思ったり、面白そうと思ったりするのでは無いでしょうか。ひょっとしてコーポが新しい住み方としても描かれているのかもしれません。

 4家族の一つが、深キョンと松山ケンイチ演じる不妊に悩む夫婦なのですが、この二人がとても優しくて温かい人間として描かれていて、そこをキーにみんなの中に"同じ家に住んでいるよしみ"のようなものが生まれてきました。これからそれぞれの個性あふれる住人が、どんな風にコーポな人々になっていくのかいかないのか、興味深く見ています。


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