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コラム:  もえぎ設計が20歳になりました

北区大将軍で小さな産声をあげた「もえぎ設計」が、おかげさまで今年満20周年を迎えました。
人間でいえば成人、ようやく一人前といったところでしょうか。

設立以来、様々な仕事や活動を通して沢山の人たちと出会い、多くのことを学んできました。

とりわけ、基本的なスタンスとして

「誰が」、
「どんなものを」、
「どのようにして」

つくるのかということを大切にしてきました。

住み手・使い手、そして住民が建築まちづくりの主人公であり、私たちは専門家としてそれをサポートするのだということ。

そして、その主人公がこうありたいと願う姿の本質を探りながら総合的で具体的な空間像として提示する。

そのために、私たち一人ひとりがトータルな力を身につけ、主人公の要求・課題を集団的に共有し深めながら設計を進めていく。

まだまだ不十分ですが、世代を超えてこのような姿勢を基本にしながら、努力を続けていきたいと思っています。

またこの20年間、建築まちづくりをめぐって様々な事が起こりました。

阪神淡路や東日本大震災などの自然災害、原発事故とエネルギー問題、耐震偽装事件、建築性能にかかわる法制度の整備、景観法の創設と京都市の新景観政策、不動産流動化政策などによる新たなまちこわし等々、めまぐるしい程の動きです。

いずれも私たちの仕事や活動に新たな課題を投げかけ、具体的な答えを求めています。

簡単には解決できそうもない課題を前に、一つひとつていねいに取り組もうと決意を新たにしているところです。

さて、前号でもお知らせしましたが、20年の節目に事務所を引越しました。

長い間お世話になっていた福王子の井上さんのところから上京区の西陣で新たなスタートを切ることになりました。

引越し先は築100年ほどの町家です。

お隣に家主の吉田さんが住んでおられます。

この町家に少し手を加え、3つの設計事務所でシェアしています。

私たちと同じ企業組合の『Fuu空間計画』さんと一人事務所の『J's Atelier』さんです。

新たな環境のもと、共同の仕事や活動ができればと夢を広げています。

新しい事務所の改装について次のページで紹介していますのでどうぞご覧ください。

また、お近くに来られる機会がありましたら、是非お立ち寄りください。

(2013.5 もえぎニュースより)

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